ラムサでは古い劇場に目を向ける試みとして、川越に残る旧鶴川座の復元パースの作成を大正時代の写真をもとに行いました。鶴川座は今から約120年前に建てられた、首都圏で唯一の芝居小屋の遺構と推定されています。また蔵造りのファサドを持つ芝居小屋は全国でも珍しいと考えられます。一時は保存活用の話もあったそうですが、すでに解体が決まっていると聞きます。晩年は映画館となったため、内外装とも改変され、今の姿からは蔵造りが隠れていることを知る人すら少ないのではないでしょうが、かつては華やかであったろうと思われます。往時の姿を脳裏に描いてみてください。

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180720 鶴川座復元パース_最横長 300dpi