劇場・ホール・音楽堂・講堂等の企画・設計・監理・コンサルティング

代表メッセージ

観覧施設における

視覚設計の研究と応用技術

 

株式会社ラムサ 代表取締役 西 豐彦

  ラムサは創立して11年目となりました。ラムサでは観覧施設における視覚の研究とその応用技術において、すでに知財化したサイトライン数値評価法、VRによる評価法、一体性・親密性の評価法等を進展させた新たな展開を考えています。

  上記の特許出願技術に関する商標 View-esT (ビューエスト)も実績が増えてきました。View-esT は2024年バージョンアップを行い、大幅に精度が向上しました。

  特許出願の対象は研究成果の一部であり、30年以上にわたる観覧施設の視覚設計に関する研究成果を10年目の区切りとして体系的にまとめつつあります。

  めざすところは多様化時代に対応する観覧施設であり、性差、身体寸法や身体的障害にかかわらず、万人が快適にさまざまなエンターテイメントを楽しめることです。そのために基本的な性能である「見えかた」が良くなければなりません。舞台もスポーツ観戦も、より多くの人が、よく見え、高い一体感、親密感の中で空間を共有し高揚できることをめざします。今後はこのようなことが当たり前になっていくことを弊社は目指したいと考えております。

 2023年5月には弊社の技術が注力した THEATER MILANO-Za が開館しました。昨年は、視覚設計のお手伝いをした1万人のアリーナが千葉県に開館しました。ご協力した劇場・ホールは複数建設が進んでいます。

 現在、新たに視覚設計に関する3件の特許を出願中です。いずれもすでに実用段階の技術になっています。

 UROCO理論/方式と名付けた座席配置に関する技術については、応用段階になっており、最適化が瞬時に判定できるプログラムを開発しています。この技術は劇場等において従来と同等の収容人数を確保しながら、観客の体格差にかかわらずどの席も舞台が良く見えるようになるという画期的な特徴を持ちます。

  視覚設計のみならず、通常の劇場コンサル業務・設計支援も従来通り行っております。また音楽部門の充実も図っていく所存です。引き続きよろしくお願いいたします。

2025年7月

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